この時期に咲くコキアという植物を知っていますか?まるまるした姿で、秋に紅葉して赤くなるとっても、うっとりしてしまいです。この人気のコキア畑が、茨城のひたち海浜公園で見れます。一面レッドカーペットのコキア畑に訪れてみませんか?
コキアって、どんな植物?
コキアは、アカザ科ホウキギ属の雌雄同株の1年草で非常によく増える植物です。
8月に小さな花が咲きますが目立ちません。花びらはなく雄蕊5本めしべ1本があり、めしべの中に種ができます。最初は緑の樹形ですが紅葉すると紅葉色がとても鮮やかで美しく、種は「山のキャビア」と呼ばれ茹でて食べることができます。秋田県では、「とんぶり」といって名産にもなっています。
コキアはホウキギ!?
別名は、ホウキギ・ホウキソウ・箒草・箒木などと呼ばれています。
日本には平安時代に中国から伝来して箒の材料として栽培されていました。
コキアの枝はまっすぐに伸び、細かく枝分かれしています。円錐になりますので箒を逆さにしたような形に自然と形成されていきます。葉も箒に向いている先端が細い線のような葉でたくさん茂ります。束ねて結び、柄につけ、形を整えるだけで立派な箒になります。
圧巻してしまうほど美しいコキア畑
茨城県の海沿いにある国営ひたち海浜公園では、季節の花々を楽しむことが出来ます。9月17日から10月23日までコキアカーニバルがはじまっています。こちらは観賞用のコキアで、とても美しい紅葉をみせてくれます。
今年は3万2千本のコキアを見れるようです。
思わずカメラを構えたくなる景色!
今年の見頃は!?