コノテガシワの基本情報
学名:Platycladus orientalis
学名:Platycladus orientalis
和名:コノテガシワ
科名 / 属名:ヒノキ科 / コノテガシワ属
特徴
コノテガシワは樹高15mを超える常緑高木で、中国から朝鮮半島に分布します。以前はクロベ属に含まれていましたが、未熟な球果が多肉質で、種子に翼がないなどの点から、現在は1属1種のコノテガシワ属となっています。自然樹形でも卵形や狭円錐形に整いますが、大きくなりすぎる前に刈り込んで樹形を維持します。園芸品種も多く葉色のバリエーションが多いのも魅力ですが、コノテガシワには冬の葉色が茶色や褐色を帯びる品種が多くあります。生育期の黄緑や濃い緑の葉色から一変する冬の葉色を知ったうえで品種選びをすると、四季を通して周囲の木々との調和が楽しめます。
種類(原種、園芸品種)
‘エレガンティッシマ’
Platycladus orientalis ‘Elegantissima’
葉色は黄緑色。樹高6mほどで狭円錐形の整った樹形になる。新芽は黄色を帯びてやがて黄緑色になり、冬の寒さに当たると株全体が赤茶色になる。

‘ローズダリス’
Platycladus orientalis ‘Rosedalis’
灰色がかった緑色の柔らかい針葉をもち、樹高2mほどの卵形の樹形になる。新芽は黄緑色で冬の寒さに当たると葉色が赤紫色になる。枝が柔らかく、大雨や積雪の重みで枝が曲がることがある。