ビャクシンの仲間の基本情報
学名:Juniperus
学名:Juniperus
和名:ビャクシン その他の名前:ジュニペルス
科名 / 属名:ヒノキ科 / ネズミサシ属(ビャクシン属)
特徴
ビャクシン属は主に北半球の広範囲に50種ほどが分布し、日本にはイブキ、ミヤマネズ、ハイネズ、ハイビャクシン、ネズ、シマムロなどが自生しています。多くの種があるため性質もさまざまです。樹形は狭円錐形やほふく性、枝を水平から斜め上方に伸ばす杯状形などがあります。葉色のバリエーションも豊富で、植栽プランを考えるうえで価値の高いコニファーです。
種類(原種、園芸品種)
カイヅカイブキ
Juniperus chinensis ‘Kaizuka’
枝は幹を中心にらせん状に上方に伸びていく。生け垣や人工樹形の仕立てものとして、日本で最も多く植栽されているビャクシン属の園芸品種。

ハイネズ(ジュニペルス)‘ブルー・パシフィック’
Juniperus conferta ‘Blue Pacific’
ほふく性の樹形でグラウンドカバーに利用される。潮風に強いため海岸近くでも利用される。

コロラドビャクシン(ジュニペルス)‘ブルー・へブン’
Juniperus scopulorum ‘Blue Heaven’
自然樹形でも狭円錐形に整い、青みがかった葉色が美しい品種。刈り込みにも耐えるので生け垣にも利用できる。

ハイビャクシン
Juniperus procumbens(J. chinensis var. procumbens)
対馬、壱岐、沖島にも分布する匍匐性の常緑低木。枝を四方に伸ばすため、グラウンドカバーによく利用される。イブキの変種とする説もある。