メラレウカの基本情報
学名:Melaleuca
学名:Melaleuca
その他の名前:ティーツリー
科名 / 属名:フトモモ科 / コバノブラシノキ属
特徴
メラレウカは、キャプテン・クックがこの葉をお茶として飲んだことから、ティーツリーと呼ばれています。特に、メラレウカ・アルテルニフォリアは、さわやかな柑橘系の香りがする葉をもつことで親しまれています。ほかに葉色が美しい種やブラシのような花を咲かせる種もあります。コンテナ寄せ植えに利用されるほか、暖地であれば戸外で冬越しできる種があり、庭木としても注目されています。さらに低温に当たって紅葉する品種もあります。
葉に殺菌力および抗感染力があり、オーストラリアの先住民アボリジニが万能薬として愛用していたといわれています。現在も、葉や茎からエッセンシャルオイルが抽出され、ハーブとして利用されています。
種類(原種、園芸品種)
メラレウカ・ブラクテアタ ‘レボリューション・ゴールド’
Melaleuca bracteata ‘Revolution Gold’
一年中柔らかくしなやかな黄金葉が楽しめる。芳香がある。寒さにやや弱く、若木のうちは防寒が必要だが、冬は黄金葉がより鮮やかになる。

メラレウカ・ブラクテアタ‘レッド・ジェム’
Melaleuca bracteata ‘Red Gem’
細い葉をもち、赤い新芽が美しい。特に、秋の低温に当たるとより色鮮やかに紅葉する。ただし、寒さにやや弱いので、若木の場合は霜よけが必要。葉にほのかに柑橘系の香りがある。

メラレウカ・リナリイフォリア‘スノー・イン・サマー’
Melaleuca linariifolia ‘Snow in Summer’
初夏に綿をかぶったような白い花を咲かせる。甘い香りも楽しめる。
メラレウカ・アルテルニフォリア
Melaleuca alternifolia
エッセンシャルオイルが抽出され、メディカルティーツリーと呼ばれる。青みがかった葉にはほのかに柑橘系の香りがある。花つきはよく、5月から6月に白い花を咲かせる。耐寒性も比較的強い。